2020年5月26日火曜日

長引いた自粛

やっと自粛の緩和が始まりましたが、お客さんが以前のように戻って来るのか、高額な家賃やリース、給料を払って採算が合うのか不安な気持ちを抱えている経営者の方が多いと思います。
そんな不安の中、アルバイトや契約社員、派遣社員の方々、中小企業で働く方々も、当面の生活にも心配でたまらないと思います。
また、入社直前や外出制限発令後に内定取り消しを受けた方なども不安でいっぱいだと思います。

政府や自治体、NPOなどの情報をチェックして、言葉は悪いですが何としても食いつないで頂きたい。
中国のように生産が立ち上がって来たところもあるようですので、徐々に仕事は戻って来ると信じたい。

当たり前と思っていたグローバル化ですが、マスク、医療用防護服の多くや薬品の材料・中間材の多くが中国で作られていて、生産国政府が自国民のためにちょっと輸出制限をかけると日本国内では手に入らなくなる事態を経験してしまいました。
英国で開発中のワクチンも自国に1億人分、米国が3億人分の注文をしたと聞きましたが、何事にもお金とコネを要する事態です。
国と国の関係がギクシャクして来た感もありますが、大きな争いにならないようによく話し合って頂きたい。

学校も始まり、満員電車も復活、待ち望んだ賑わいから2次や3次の大発生が生じた場合、日本の貧弱な検査体制、病院・医者の少なさが露呈した今のほうが目に見える不安が高まります。
私は自分に出来る義務(手洗い、マスク、3密しない)だけは果たします。

コロナウイルスの感染問題を期に現れた事実は
日本の官庁・役所では仕事の電子化が進んでいない=年金カードのネット利用も区役所職員が書類をチャックして確認・承認
日本企業のリモート・ワーク業務対応が貧弱=印鑑・稟議・根回しなどが多い、サーバーおよびセキュリティ対策に遅れ、社員側も経験が少なく、自宅に対応環境が無い、扱うスキルがない。、
老舗旅館・レストラン・機械加工業者などの優良中小企業も倒産・廃業している=顧客が戻らない。内部留保があるうちに止めたい。後継ぎがいない。子供に苦労は掛けたくない。
インバンド需要は戻るか、オリンピックは出来るのか=相当な時間が必要ではないか。

最近誰も予期しなかった、感染症の問題、大きな地震・洪水。暴風雨などから命を含め脅かされ続けました。本当に一寸先は闇だと感じます
仕事のやり方、業種ごとの浮き沈みがガラッと変わる可能性があると言われてます。波に乗っていこうとは言えませんが、大きな波が来て去り、また直ぐに来るかもしれなません。
我々は、大きな環境変化のうねりの中にいることを自覚する必要があると思います。
自然界で生き残れる生命は、強いものではなくて環境変化に早く対応できた者です。


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