2020年5月22日金曜日

退職準備資料

退社までに、必要な準備書類をそろえられるか確認します。 万が一書類を再発行する場合も会社で申請してもらったほうが安心です。 まず、自宅に書類が保管されいるか退職前に確認します。無ければ会社で保管しているかたずねます。会社にもない場合には、在職中に会社で再発行手続きをお願いします。
会社からの書類は退職時に忘れずに貰いますが、退職日には用意出来ない書類もあります。後日、郵送をお願いすることになりますので、最終日だからといって、言いたいことがあっても、総務には言い過ぎないように、、、

退職時会社から受け取るもの

年金手帳(会社保管の場合、退職時)
雇用保険被保険者証(退職時)
健康保険資格喪失証明書(退職時)
離職票(退職後10日以内)
退職所得の源泉徴収票(退職時もしくは、退職後会社が作成してから)
給与所得の源泉徴収票(退職後確定申告の時期までに)

準備できるものは定期券があるうちに

郊外に住んでますと、都心に出るにも一苦労、お金と時間がかかります。 在職中の早めに、出来ることを済ませます。)
写真:ハローワーク用を準備)
○写真   縦3cm 横2.5cmの正面上半身の写真      3ヶ月以内撮影 2枚   住まいの管轄ハローワークに持って行って失業等給付の申請に必要です。 もし、引き続き勤めるのであれば、就職活動用に写真館でしっかりした写真を撮ることをお勧めします。実力は顔ではないですが、見えるのは顔ですから。)

免許証、パスポート他自分自身の証明書類

○年金請求時に戸籍謄本または抄本、住民票が必要になりますが、これらを とるときに本人確認資料として必要になります。 
扶養家族がいる場合は戸籍謄本、住民票も全員が書いてある謄本が必要です。 写真付き住基カードでも可能で、このカードで住民票も直ぐ出せます。

銀行口座の確認:年金振込み先確認用

○年金請求時に年金事務所に自分の通帳の口座番号、カタカナの名前が あるページをコピーして提出します。
○失業給付等(ハローワーク失業保険)申請にも口座番号が必要です。
自宅から使いやすい銀行口座、郵便貯金口座を選びます。  銀行統合で支店名が変わったり、ATMだけ設置している場合もあるので  チェックしておきます。
○1行はネット銀行を持っていることをお勧めします。若干金利が有利なのと窓口に行かずに処理できるので便利です。

家族全員の保険証

退職と同時に全員の健康保険証カードを会社に返し、健康保険が使えなくなります。 任意継続の場合も一旦返還して、自分で再発行手続きをしますので番号は変わります。
病と事故は時と場所を選びませんので、健康保険を変更します。 退職後は国民健康保険に加入するか、現在の社会保険(健康保険組合)に任意加入するか決めなければなりません。
○国民健康保険の手続きは退職後2週間以内
○組合の健康保険任意継続は原則2年間継続退職後20日以内に変更手続きしなければなりません。

退職した年と翌年の健康保険料は巨額

保険料は前年や辞めた年の年収で千差万別、個人差が大きく、支払額の差が大きいのでチェックが必要です。
○国民健康保険は奥さん分、扶養家族で前年の所得によっては、大変な支払い保険料になります。住んでいる区市長村町によって料率が違い、自分で調べなくてはなりません。資産額を料率計算に加える地域もあります。
○健康保険組合に任意継続の場合、いままで会社が払っていた分を自分で払うことになり、保険料は2倍になります。
ただし、組合員の平均年収額を基に保険料の上限値に決めているので、収入が多い人は支払額が下がることもあります。また、国民健康保険料支払いのために定年後も働いている人も大勢います。
どちらも、保険料の計算は難しいです。在職中に加盟している健康保険組合とお住まいの役所・役場の国民健康保険窓口で保険料を確認することをお勧めします。

年金手帳の確認

○年金請求に必要、手元に無いときは会社に保管されているか確認します。 
会社の担当者から「本人保管です」と言われたら、もう一度家の中を探し、見つからない場合は再発行手続きをします。
再発行手続き
○厚生年金保険又は船員保険の被保険者の場合
1.勤務する事業所を経由
2.又は直接、事業所の所在地を管轄する年金事務所で続き。 (郵送の場合は事務センターでも可)
国民年金第3号被保険者の場合(サラリーマンの奥さんなど)
配偶者の勤務する事業所の所在地を管轄する年金事務所で手続き。 (郵送の場合は事務センターでも可)
○国民年金第1号被保険者又は任意加入被保険者の場合
住所地の市区町村役場で手続きします

確認書類まとめ

健康保険被保険者証(ケンコウホケン ヒホケンシャショウ)のコピー
健康保険の資格喪失届(ケンコウホケン シカクソウシツトドケ)のコピー
○会社に保険証を返却するときに引き換えで貰います。
○健康保険加入に必要です。
○扶養家族の
◎非課税証明証(ヒカゼイ ショウメイショウ)または
◎源泉徴収票(ゲンセン チョウシュウヒョウ)
◎在学証明証(ザイガク ショウメイショウ)
雇用保険被保険者証(コヨウホケン ヒホケンシャショウ)
○ほとんどは会社で保管されています。
○失業等給付の手続きに必要です。
年金手帳(ネンキンテチョウ)
○自分で保管するものですが、会社で保管している場合もあります。
○年金の請求に必要です。馬鹿にしてはいけません、75歳から先はこれだけが夫婦の命の綱です、
厚生年金基金加入証(コウセイネンキンキキン・カニュウショウ
○厚生年金基金(企業年金の一種で大企業に多い)に 加入していた人だけに交付されてます。
○自分で保管するものですが、会社で保管している場合もあります。
○基金の請求に必要です。
離職票(リショクヒョウ)
○退職時に事業主から交付されます、後で交付される場合、会社から郵送をお願いします。
○ハローワークで求職の登録、失業保険申請するのに必要です。
源泉徴収票(ゲンセンチョウシュウヒョウ)
○退職金がある場合はその分も貰っておきます。税率が違うので明記してもらいます。
○確定申告で税金の払いすぎを返してもらうときに必要です。
認め印
○いろいろな手続き、書類申請で必要となります。
大抵、三文判で問題ありません。
写真 ○「2.5×3センチ」のサイズで2枚は必要になります。
運転免許証または住民票
○いろいろな手続き、書類申請で身分証明証が必要になります。パスポートが有効な場合もあります。
○住民基本台帳カードがあれば住民票は即支給されます。
●戸籍抄本(コセキショウホン)・戸籍謄本(コセキトウホン)
○年金請求の時に必要、扶養家族がいる場合戸籍謄本が必要です。

こちら『退職どっと明日』も是非ご覧下さい。

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