住宅ローンは長期間の返済にすることで、収入に見合った月々の支払額になっています。
分厚い返済明細書を見ると、最初のころは元金が全く減らないことがわかります。
最後の月は、全部元金だけ返済です。
最初の3年間返済額が少なくても済むローンの場合、元金はほとんど減りません。
1.ローンは出来るだけ少なく
頭金は住居だけに使う
住宅ローンを多めに借りて、頭金を減らせば狙っていたあの車や、ちょっと贅沢な家具や便利な最新電化製品が揃えられる。
ローンは自分の金ではありません。いずれは自分で返す人の金、借金です。
2.もしもの時、家を手放すことでローン残高を返済できますか?
その時の家の価値は毎年下がりますから、借金だけは残ります。
幸いにして定年を迎えてもローン残金は退職金で完済できますか?
出来なければどうやって返済しますか?
その後は頼りない年金だけで暮らせますか?
5年もすれば、車や家具などの家財の価値はがた落ちです。ローンの嵩上げで何かを買ったら家を売るとき、その費用はほとんどローン残高に残ることになります。
見栄を張った、便利になった、借金が残ったでは、短い人生を謳歌したキリギリスのようです。
3.ローン残高を減らそう
私は、42歳最初の退職したときに、退職金を住宅ローンの返済に充てました。
勿論全額返済できませんでしたが、中抜きという方法で返済期間を短くする方法を選びました。返済明細書で利子と元金返済が同じくらいになる期間の元金を減らす方法で、毎月の返済額は変わらない代わりに返済期間が短くなります。
銀行の人も、利子分の支払が減る金額が大きいのでびっくりしてました。
返済方法としては、支払期間を変えないで毎月の支払いを減額する方法もあります。
毎月の余計な支出を増やさないためには、中抜き方法をお勧めします。
ボーナス併用分を減らすのも良いと思います。
借りている銀行が認めている一括返済方法を確認しましょう。
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