2021年10月23日土曜日

ミスマッチに廃業支援ファンド

仕事を探している人が沢山いる一方で、黒字ながら廃業する会社が60万社あるそうです。
多くの商店は、コンビニや車で行ける大型ショッピングに押され廃業しています。下請け仕事中心で成長してきた中小企業も、親会社が海外委託生産にかわる、いわゆる減量経営のおかげで仕事が少なくなりました。
もっとも大きな理由は高齢化で、20~25年の間に中小企業の2/3の250万社で経営者が70歳以上になるそうです。 騒音や振動、臭いで近所からのクレームが絶えない、取引先が不調など続けるには当面の問題を乗り越える必要がある。
長年勤めた腕の良い従業員が土地を含めて、建物や設備を取得するとなると相続の問題もあり相当なお金を用意する必要があるでしょう。子供が引き継ぐにも相続の問題をクリアする必要があります。更地にして駐車場にしよう、アパートにしよう、売って現金化しようと争族になるのでしょう。
黒字のうちに廃業し、清算して子供に公平に分け与え、仲良く墓守してもらいたい、そんな親心が働くのかもしれません。

やる気のある若い人に経営をバトンタッチする仕組みが必要だと思う。廃業支援ファンドを考えたい。
1.事業の10年間の収益力を査定する
2.技術の希少性、市場展開を調査する
3.相続関係者に撤退費用を除いた土地家屋もしくは土地のみ正味価値、知用利回りを試算し伝える
4.以上までは有料コンサルタントとして活動、ここで一旦清算する
5.投資またはファンディング活動するか判断
5.一旦、元の経営者からファンド運営会社が経営を引き継ぐ
6.元経営者も含め従業員の再雇用契約する

技術やノウハウは一朝一夕で習得できるものではない。その技術は他の産業やほかの国では求められるかもしれない。特異な技術を身に着けたい人も少なくない。
地方銀行や信用金庫で親父さんを泣かせてきた貴方!やってみて!

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