2020年5月20日水曜日

退職時の手続きは1回限り、処理を間違えない

会社を離れると、手続きを間違えても誰も指摘してくれません。知らないうちに損するだけです。このサイトを参考に、早めに皆さんが其々の条件を確認され、有利なものを選び退職前後の手続きをしてください。
出来れば在職中に必要事項を確認しておいて、貰えるものはがっちり、余分なものはしっかり、悔いのない処理をしましょう。

退職前後の手続きの内容と準備、判断

退職後、短い期間内に手続きするのは、左の欄にある健康保険、年金(国民年金)、失業手当です。
いずれにも期限があり、一人ずつ条件が違いますので、自分にあてはまるか、よく確認してください。また、支払った税金を後で取り戻すための書類も、会社から忘れず貰います。
色々言いたいことがあるかも知れませんが、退職前に大切なのは、、、
あいさつ回り、仕事の引継ぎ、再就職のお願い、挨拶状など忙しいし、送別のお付き合いも大事ですが、定年後に続く長い30年近くを後悔せず暮らせるよう、しっかりチェックしましょう。

「現実を認める」まず、今の状況をチェック

今、毎月何にいくら使っているか知ってますか?また、今の会社を辞めてた時、他ではどれくらい貰えるか掴んでますか?
定年後の年金制度の持続性も大きな不安を感じますが、ただ恐れて目を覆っても事態は変わりません。年金定期便や街角の年金相談センター等を利用すれば簡単に確認できますので、最終コーナーでは年金だけで暮らせるかも大きな不安の種です、
「定年後の生活費は?」もせいぜい今の3割減ですから、年金だけでは到底無理です。会社の退職金はどれくらい?かもチェックしておきましょう。最大の保険は1年でも長く働くことです。
年代別のバランスシートを作成して、預貯金やローンと家などの資産の状況も確認します。貯蓄の最後のチャンスと言われる50代も住宅ローンや子供の学費ローンの残高も大きく、最近では役職定年や再雇用制度など会社で一生懸命粘っても思うほど蓄えられない場合が多くなりました。

出来るだけ早くスタートして、時間を見方に準備する

私自身の反省から、サラリーマンが定年をうまく迎えるには、時間を見方にする早めの準備が必要です。 積立て運用、住宅ローンの処理など早めに判断、準備します。
退職後にも住宅ローンが残る返済設計の場合、退職後の不動産の資産価値と返済残額のバランスの確認が大切です。

現実を認め、必要なら少しでも長く働けるよう、新たな能力を身につけるための制度もありますので、是非チェックしてください。

運用を考える

退職金が入ったら株をやってみよう、銀行のアドバイスに従って預金以外の難しい商品を購入するのは大変危険です。
退職金はサラリーマンにとって、一度に得られる金額としては最高額だと思いますが、未経験ならば無理にリスクの高い商品に飛びつかないで、元本が保証される安全第一の運用を目指します。 但し、余剰金で早めに積立てや運用の経験を積重ねてきた方なら、更に退職金も加えてもリスクは小さいかもしれません

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